子供が親の期待に押し潰されそうになるのと同じように親もまた子供の期待に背けない重圧にさらされている。
大人である。
そのことが雁字搦めな状況を生み出してしまうのかもしれない。
家族だから、大切だから逃げたくなってしまう。
そんな不器用な父親がムカつくけれど愛らしい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文芸
- 感想投稿日 : 2019年3月2日
- 読了日 : 2019年3月2日
- 本棚登録日 : 2019年2月20日
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