主人公たちが受けるいじめの描写がかなり凄惨で、加害者への怒りが湧いてきます。
途中、いくつか伏線?とも思われる内容が出てくるのですが、わりと回答されないまま、謎を残したまま終わる展開が珍しいと思いました。
最後、加害者への報い方が良くある展開ではなく、この作者ならではの斬新さを感じました。
大人になると、子供の頃は楽しかったな、とか子供の頃に戻りたい。とか思うこともあるけど、子供には子供なりの残酷な世界があったことを、本作を読んで思い出しました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2024年3月17日
- 読了日 : 2024年3月17日
- 本棚登録日 : 2024年3月17日
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