原作は未読。殺人事件が発生し、3人の怪しい人物が登場。このうちの誰かが犯人だろうと推測するわけですが、「こいつが犯人? いや、やっぱりあいつか?」とミスディレクションの連打に翻弄され、なかなか犯人がわからないのです(3人の塩顔俳優をミックスしたと思われるモンタージュ写真がうまいよなぁ)
もっとも、作者は吉田修一なので、純然な謎解きミステリーではないだろうことは予測できます。案の定、すべての謎が明らかになるというカタルシスには乏しいです(もちろん犯人の正体は明らかになりますが)。たぶん本作のフォーカスは、事件の犯人ではなく、素性のわからない男の登場に翻弄された周囲の人物の苦悩や戸惑いにあるのでしょう。そういう映画です。
それにしても、広瀬すずが○○○されるシーンは辛すぎた~。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
◆映画:サスペンス・スリラー
- 感想投稿日 : 2019年2月16日
- 読了日 : 2019年2月10日
- 本棚登録日 : 2019年2月16日
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