11月そして12月

著者 :
  • 新潮社 (1995年4月1日発売)
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本棚登録 : 26
感想 : 3
4

図書館の本

内容(「BOOK」データベースより)

とがった顎、不釣り合いなほど大きな目、そして細い指…。君の残像が気になり始めた頃、22歳の僕の周りは急に騒がしくなった―。不倫の果てに自殺騒ぎを起こした姉と、不倫がばれた親父、そしてこんな困った家族のためになぜか奔走する羽目になる僕。いつもと変わらぬはずの11月に起きた、つむじ風のような事件を描く青春ストーリー。

この飄々とした感じ、好きだわ。
今回は殺人事件は起きないけれど、柚木シリーズを想像させる展開がとても好きでした。
普通の家庭でも問題は、起きる。
そしてその中で確実に皆気持ちは動いている。
喜衣がとにかく気になるのは同じ年だからか?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本の小説
感想投稿日 : 2014年1月23日
読了日 : -
本棚登録日 : 2014年1月23日

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