ともだち

著者 :
  • 中央公論新社 (1999年4月1日発売)
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本棚登録 : 33
感想 : 6
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図書館の本 読了

内容(「BOOK」データベースより)
幼少より祖父から剣術を叩き込まれた神子上さやか。彼女が通う高校の女子生徒が何者かに相次いで襲われ、校内に様々な憶測が飛び交う。そしてついに、殺人事件が。被害者は校内一の美女で、さやかと同じ美術部員であった。さやかは、どこかひねくれた転校生間宮とともに、犯人探しを始める。甘くて酸っぱい十七歳の出来事の結末は…。

どうしてこうもエロジジを描くのがうまいのか。
そしてクールな女の子を描けるのかという本領発揮のキャラクター作りの1冊。
あっという間に読了。
いなくなって初めていかに大切だったかに気が付くのは切ない。
そしてあきらめを知っている高校2年生。痛いというか切ない気分になってしまう。
最後は結局お金。
いやな納得。
でも面白かった。いい作品でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本の小説
感想投稿日 : 2013年4月6日
読了日 : -
本棚登録日 : 2013年4月25日

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