静寂の叫び (ハヤカワ・ノヴェルズ)

  • 早川書房 (1997年6月1日発売)
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図書館の本 読了

内容(「BOOK」データベースより)
聾学校の生徒と教員を乗せたスクールバスが、カンザス州を走行中に3人の脱獄囚に乗っ取られた。彼らは、リーダー格のハンディの命令によって、放置されたままの食肉加工場に生徒たちを監禁してたてこもる。FBI危機管理チームの人質解放交渉担当者ポターは、万全の体制をしいて交渉にあたるが、冷酷にも、生徒の一人が凶弾に斃れてしまう。数多くの人質籠城事件を手がけてきたポターも、想像した以上に狡知にたけた犯罪者を相手に苦戦を強いられる。いっぽう、聾学校の教育実習生メラニーは、生徒たちを救うために、独力で反撃に出ようとするが…。

聾唖者にとっての音楽。わたしにはこちらのテーマのほうが響くのはしょうがないのかも。
ハイリゲンシュタットの遺書がでてくる小説はそうあるもんではない。
偶然でも手に取れたのはよかった。
いつも思う、白人の女性は強い。わたしなら反撃はできないと思うのよね、こういう状態で。メラニーはこの後お父さんとお母さんと対決するんだろうな、自分の「音楽」のために。

A Maiden's Grave by Jeffery Deaver

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 外国の小説
感想投稿日 : 2018年1月4日
読了日 : -
本棚登録日 : 2018年1月4日

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