人間と人間を支配する側のバランスがとある事件により崩壊した世界。逃亡する一組の男女がいて…。
これまで巧妙に人間の上に立っていた「人ならざるモノ」が正体を見抜かれた途端に立場が危うくなる、というのはこのテの話では基本フォーマットのひとつ。
詰まるところ、いわゆる支配者の黄昏にそこはかとない美しさを見てしまうわけですよ。
叙述トリックではないけれど、マンガならではの描写トリックとでもいうような表現がいくつかあるところも注目。
それから…最後に意外な、というかファンにはおなじみの人物が登場したのはまさにサプライズ。
それからそれから…すぐにベソかくアーサーさんカワイイな!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
マンガ
- 感想投稿日 : 2012年2月8日
- 読了日 : 2012年2月6日
- 本棚登録日 : 2012年1月19日
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