累(6) (イブニングKC)

著者 :
  • 講談社 (2015年7月23日発売)
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本棚登録 : 591
感想 : 18
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野菊が口紅の秘密に気付いてさらにニナの母親から合鍵を盗んだ時に、万が一野菊が父親の部屋にあった鉱石を口紅代わりに植物状態のニナと口づけしたら舞台上の累の顔突然元に戻っちゃうんじゃないかってすごいバックバクしながら読んでたけど、野菊そんな怖い事しなかったね。野菊が冒険家じゃなくて良かった良かった。しかしニナに意識があるとは驚いた。指しか動かないとはもう想像できない程の恐怖だろうな。ニナの意思に関係なく顔の交換は続けられて、体を拭かれ、懺悔され。そりゃ殺してくれってなるよな。でもそれをまさか野菊がやるとは思わなかった。なんか野菊の気持ちわからなくもないけど、一応は累に助けられたり友人になったりしてたんだからもう少し心が揺れてもいいんじゃないかとか思っちゃう。ニナが死んで光を失った累は野菊をどうするつもりなんだろう。吹っ切れた人間は何するかわかんないから怖いよなぁ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年11月11日
読了日 : 2018年11月11日
本棚登録日 : 2018年11月11日

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