柳沢吉保が権勢を誇った時代、半之介は幼い頃に「かんば沢」という奇怪な土地の話を叔父から聞いていた。武田家再興を願う一族に縁のある地、「かんば沢」を調査していた叔父はその後、狂人となり失踪してしまう。成長した半之介は叔父が残した書付を見付け、どうしようもなく魅了され…。
通勤途中に読み終えたのですが、半之介のように全てを捨てられたら幸せだろうなぁとぼんやりと駅の雑踏を眺めてしまった。気持ちが落ち込んでいるときには読まないほうがいいようです。
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- 感想投稿日 : 2012年5月8日
- 読了日 : 2012年5月8日
- 本棚登録日 : 2012年5月7日
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