15歳の時、初めて会った祖母の美しさに驚き、憧れた椿。母の反対も押し切り、祖母に傾倒していく椿は、定職にもつかず、コンパニオンをしながら、恋多き女性へと成長していった。
しかし、そんな祖母が事故に遭い、認知症の症状が。美貌と恋とお金と、すべて順調だった椿の毎日が少しずつ崩れ始め……。
30年近く前の話だけに、何もかも今と違いすぎて、そのことにまず驚いてしまう。美女や恋多き女は未体験なので、こんなものかとやや引き気味に読んでいたのだけど、後半、思いもよらない展開に。
山本さんの作品はまだ2作目だけど、他の作品も気になってきた。
読書状況:読み終わった
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ヤ~ワ行の作家
- 感想投稿日 : 2021年2月11日
- 読了日 : 2021年2月11日
- 本棚登録日 : 2021年2月11日
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