おんな城主 直虎 三

制作 : 森下佳子  豊田美加 
  • NHK出版 (2017年6月27日発売)
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(2017.07.07読了)(2017.07.01購入)
各回の題名を見ているとどこかで聞いたような題名によく似ています。どうも、映画、ドラマ、小説などから借りてきてもじっているようです。章の名前の隣に元の題名を予想してみましょう。


【目次】
第二十五章 材木を抱いて飛べ(6月25日)(「黄金を抱いて翔べ」髙村薫著)
第二十六章 誰がために城はある(7月2日)(「誰がために鐘は鳴る」ヘミングウェイ著)
第二十七章 気賀を我が手に(7月9日)(「勝利を我が手に」?)
第二十八章 死の帳面(「デスノート」小畑健著)
第二十九章 女たちの挽歌(「男たちの挽歌」映画)
第三十章  潰されざる者(「許されざる者」映画)
第三十一章 虎松の首(「ガルシアの首」映画)
第三十二章 復活の火(「復活の日」小松左京著)
第三十三章 嫌われ政次の一生(「嫌われ松子の一生」山田宗樹著)
第三十四章 隠し港の龍雲丸(「隠し砦の三悪人」映画)
第三十五章 蘇りし者たち(「蘇りし者」映画)

●孤独になって、自由を得た(75頁)
「一日雲を見ておろうが何をしておろうが、誰も何も言わねえんでさ。家も、銭も、知る人もねえ。けど、裏返しゃあ、俺がどこで何をしようとかまわねえわけで」
孤独になって、自由を得たのだ。
●蹴鞠で勝負(260頁)
「よいと思わぬか。もめ事があれば、戦の代わりに蹴鞠で勝負を決するのじゃ。さすれば人も死なぬ、兵糧もいらぬ、銭もかからぬ」

☆関連図書(既読)
「おんな城主直虎(一)」森下佳子作・豊田美加著、NHK出版、2016.11.25
「おんな城主直虎(二)」森下佳子作・豊田美加著、NHK出版、2017.03.25
「井伊直虎と家康」小和田哲男・大石康史著、NHK出版、2017.01.01
「湖の雄 井伊氏」辰巳和弘・小和田哲男・八木洋行著、しずおかの文化新書、2014.02.28
(「BOOK」データベースより)amazon
領内に新たな産業を興し、龍雲丸率いる無頼な輩たちも手なずけ、城主として奮闘する直虎。順風満帆に見えた井伊家中だったが、今川家の凋落が暗い影を落とす。北から武田信玄、西から徳川家康が井伊領を狙う中、小野但馬守政次からは、井伊家存続の鍵となる決断を迫られる。城主としての真価を問われる局面で、直虎は一世一代の策にうって出る!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 時代小説
感想投稿日 : 2017年7月1日
読了日 : 2017年7月7日
本棚登録日 : 2017年7月1日

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