同人誌版では既存のキャラを使ったパロディ表現が、今回の商業版ではすべて改変されているし、エロ描写などが省略されているので、インパクトが半減。予想以上に売れなかったそうだが、当然だろう。作中での設定として、既存のキャラを使うのではなく、作品独自の劇中作品やキャラをいくつも作っておいて、それをさらに主人公がパロディ化するようなシカケにすれば良い。そういった作品内世界のディテールを構築する大きな手間をかけなければ、同人誌版は乗り越えられないだろう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
マンガ
- 感想投稿日 : 2015年9月6日
- 読了日 : 2015年9月6日
- 本棚登録日 : 2015年9月6日
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