2011/5/22読了。iPhoneの電子書籍で読んだ。
東海地震で浜岡原発がどうなるか、そのとき首都圏はどうなるか、どうしたら生き延びられるのか、といったことについて、具体的にわかりやすく書いてある。
福島第一の事故を目の当たりにした後では、本書に書いてあることはまったく大袈裟には感じられない。福島第一がチャイナシンドロームを起こしていたら、おそらく本書が警告する通りのシナリオで原子力災害が進行したと思われる。実際、本書に掲載されているメルトダウンの流れの図などは、ほとんどそのまま福島第一で起こっていたことでもある。そういう意味では予言の書と言ってもいいくらいの内容だ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2011年5月23日
- 読了日 : 2011年5月23日
- 本棚登録日 : 2011年5月9日
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