なんだかいつの間にか「読書に追われる」ようになっていたので小休止、な一冊。
・「いけそう」な気がする時のエスプレッソ
・何気なく回っている現実への「違和感」
・子どもを持つこと、家を買うことへの「恐怖感」
・自己犠牲神話
・理想の自分と現実の自分とのギャップに対する落ち込み
・人生でどのくらいの時間を費やしているのか分からない、自意識との戦い
溢れだしそうなほどの共感。
解説は三浦しをんさん。
彼女が描く、穂村さんのエピソードもまた面白い!
解説にこう描かれている。
P212
「穂村さんの内側で渦巻く怒りと衝動は、黒く大きな穴が発する吸引力に抵抗するためのエネルギーだ。ひとが一人で立つために必要な力だ。寂しいけれど、諦めない。」
これだ、と思った。
最近、いつまで自分探し続けんねん!って本を買ってしまって、しかもそれが一冊じゃないから、我ながら呆れている。
たぶん、わたしは高齢者施設に入所しても自分探し系の本を読んでいる気がするし、茶飲み友達と生きる意味とか語り合っている気がする。
いや、もう自分見つけてろって!老後になっても生きる意味とか考えてるのかよ!と、突っ込みたくなる。
そのまま後期高齢者になっても自分が見つかってないのはなんだか寂しいし、虚しい。だけど、きっとわたしはしぶとく、自分探しを続けるのだ。
「寂しいけれど、諦めない。」
そんなわたくしですが、久々にnoteにて新作エッセイを公開しました!
ご興味ある方は是非ご覧ください!!
https://note.com/tattychannel/n/n1e24c7de3d44
- 感想投稿日 : 2021年5月27日
- 読了日 : 2021年5月23日
- 本棚登録日 : 2021年5月27日
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