まず言いたいのは、第2冊目だけれど、順番的には3作目「天の花」から読むことをおすすめする!
耀子はおあんさんとなり、一児の母に。
耀子、控えめながらも芯のある、大人の女性になったねえ。昔の面影もちゃんとある。
今作では耀子が自分の力で、道を切り開いていく様子が中心。耀子の決意や奮闘が、しっかりした文章で丁寧に描かれているが、立海や龍治の登場はわずか。(そこが個人的に少し残念)。立海も立派な青年になっているみたいだけど出番も少ないし、“リュウカくん”の印象が未だ強くて、読んでいてもあまりイメージが沸かなかった。
さて、2人はこれからどうなるんだろう。
後半の2人のシーンはドキドキしたし、こうなってほしいとずっと思ってたけど、結ばれないからつらい……
理瀬もいるし、不倫が見たいわけでもなし。もやもや。(立海のお別れの言葉も気になる)
う〜〜こうなってくると1巻目に戻って、懐かしくて尊いあの頃の2人に会いたくなってしまう…
大人になって、現実はより重く、複雑に。
守られる存在から、“守る”存在へ。
なかなかめでたしにはいかないけれど、まだ続くとのことなので最後まで2人を見守ろう…
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年4月15日
- 読了日 : 2018年4月15日
- 本棚登録日 : 2018年4月15日
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