悔しい。こういうの、めちゃくちゃ好きです。
叙述トリック(と言うのかな?)ばっかりくどいくらい突っ込んくるし語り口は独特すぎるし、人によっては題材の無神経さに苛々もするだろうし、空の境界に比べると完全に娯楽に徹してる感じで読後には殆ど「何も残らない」のだけれど、なんかもう、そういうのを引いても余りあるくらい面白かった。個人的にはユキオちゃんの話がすごくよかった。ちゃんと最後に救いを用意してくれているあたりもありがたい。
いつもなら女子力(物理)にわくわくするところなのですが、この作品に限ってはツラヌイさんの普通さに救われた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2013年10月1日
- 読了日 : 2013年9月29日
- 本棚登録日 : 2013年9月25日
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