忘れたい記憶を消してくれる記憶屋。
ほとんど情報もないのに、身近な人たちが次々と記憶を失っていく。まるで都市伝説のような都市伝説。
突然に視点がコロコロ変わるし、同じ内容が繰り返されるので少し読み疲れします。
生きて行くために忘れたい記憶らしいけど…女性として杏子だけは許せるとしても他は…自分で乗り越えなきゃ行けない痛みだよなぁと半世紀を生きた先輩としては思わざるえない。
消す記憶をコントロールできるのなら、要や遼一の記憶まで消す必要ないよね。
高原のエピソードは、なんなら無くてもストーリーに影響はなかったかな。
むしろ、ここだけ単独の小説でいいくらい。
映画化されるくらい支持があるので、私が捻くれてるだけかな。
あんまり人のことを探るんじゃないよ!
良いことも悪いことも含めて人生。
今年の24冊目
2020.8.19
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
織守きょうや
- 感想投稿日 : 2020年8月20日
- 読了日 : 2020年8月20日
- 本棚登録日 : 2020年8月20日
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