「羊たちの沈黙」の最初の物語。犯罪心理学の権威であり猟奇的食人鬼でもあるハンニバル・レクター博士と、レクター博士を逮捕した刑事グレアムとの、上下巻にわたる緊張感のある応酬がたまらない。ほとんどレクター博士が登場しないけれど、レクターなしでは成り立たない物語だった。
今作での悪役であるダラハイドの苦悩も、よく描かれていた。
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- 感想投稿日 : 2015年8月10日
- 読了日 : 2015年8月10日
- 本棚登録日 : 2015年7月7日
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