猫丸先輩という一見風変りの人物が中心になって日常ミステリーを解決していくストーリー。
名乗らない人物から電報が届いてしまうのは何故だろうか?
ペット探しの探偵が猫を見つけたはずなのに依頼主に喜ばれないのは何故か。
花見に行ったら次々とその場所を奪おうとする人がかわりがわりに現れるのはどうしてだろうか?
などなど、不思議な日常を解決していくミステリー。
猫丸というキャラクターが嫌味っぽく感じられるが、それでいてどこか憎めない魅力があり、とてつもない推理で物事を解決していく。
ただ、やっぱり途中から単調さが感じられ、どうしても飽きが来てしまう。猫丸が出てくるまでのネタ振りがどうしても面倒に思えてならないのだ。
個人的な趣向で点数を下げるのは良くないかもしれないが、そんな風に思えたのである。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説(ミステリー)
- 感想投稿日 : 2012年10月8日
- 読了日 : 2012年10月8日
- 本棚登録日 : 2012年10月8日
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