Q&Aこころの子育て: 誕生から思春期までの48章 (朝日文庫 か 23-4)

著者 :
  • 朝日新聞出版 (2001年10月1日発売)
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感想 : 34
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少し古い本なので、子育て論が現代には合わないんじゃないかと心配しましたが
全くそんなことなく!1999年刊行にも関わらず、そんな前から現代社会に通ずる子育ての考え方があったとは驚きです。そもそも、世の中が変わっても代々続く人間は人間なのですから、当然と言えば当然で、人のこころの成長に必要なものの本質は変わらないのに、取り巻く社会に翻弄され、大人は子どもを見る力が弱まるのか、不安に苛まれています。
今一度、こころを使うことを意識しよう。大人がこころを使えば、子どものこころが躍るのです。
大人も子どももこころは相反する傾向がある。マイナスの気持ちがあるのを肯定すると、プラスの方が動き出す。焦らずに自分の気持ちを受け入れる。
子どもの泣いたり、怒ったりを止めないで受け入れてやると、その気持ちから抜けていける。…
涙が出ました。
現在、噛み締めながら読んでいます。

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感想投稿日 : 2021年1月15日
本棚登録日 : 2021年1月10日

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