きれいな気分、軽い感情。 つれづれノート44 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2023年10月24日発売)
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本棚登録 : 117
感想 : 11
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エッセイとかってあんまり読まなくなってるんだけど、これだけは年2回なんだかんだ言いながら読み続けてる。おもしろい!てわけではまったくないんだけど、最近は庭仕事の話が多くて興味もないんだけど。なんでかなーと思うけど、ほんとうにどうでもいい話、食べ物でこんなものを買ってみたけどおいしかったとか、こんな失敗をしたとか、毎日行くお風呂の常連さんとこんな会話をしたとか、がけっこういいのかも。
すぐネガティブになって鬱々と考えてしまうという銀色さんが、タイトルのように、暗い気持ちで深刻にならずに、きれいな気分で軽い感情でいよう、と思うところに共感した。まあそう思ってもなかなかそうはできないんだけど。
楽しいことがなにもない、退屈、ってしょっちゅう書いてるのも共感。でも、そう言いつつ、銀色さんは、(わたしから見たら)友人知人が多くてだれかとしゃべったりどこか行ったりしてていいじゃん、と思うけど。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年11月12日
読了日 : 2023年11月12日
本棚登録日 : 2023年11月12日

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