周防正行のバレエ入門

著者 :
  • 太田出版 (2011年4月5日発売)
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感想 : 12
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周防監督が妻である草刈さんにあれこれバレエについて質問しているところがおもしろかった。 草刈さんって、バレリーナでしかも美人ってだけじゃあなくて、やっぱりすごく頭もよくて芸術もわかっていて仕事もできる、本当にデキル人なんだなーと。日本だとバレエダンサーって職業として成り立たないのがおかしいと思っていて、どうにかしたいと考えていて、踊るだけじゃなくてプロデュースもするようになって。 草刈さんがこの先どうしようと考えたとき、ローラン・プティに、自分で考えてやるしかない、だれも助けてはくれない、ってなことを言われたってのが印象的だった。もちろん、何かやるなら協力する、と実際協力してくれるわけだけど。 ……ほんとに、なんでも、だれも助けてはくれないんだよね。自分からなにかやらないかぎりは……、とか思ったり。で、そこでちゃんと自分でやることを考えて行動して成功させるところが草刈さんのすばらしさ。

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感想投稿日 : 2011年5月28日
読了日 : 2011年5月28日
本棚登録日 : 2011年5月28日

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