ボルヘス&カサーレスが世界各地から集めた92篇の奇譚を収録したアンソロジー。大半が1ページにも満たない小品ながら
、その奥行は膨大で「物語の真髄は本書の小品にある」という緒言の言葉になるほどと頷かされる。『幻獣辞典』なんかと被ってる話もチラホラと見られるところにボルヘスの好みが伺えて愉しい。
お気に入りは「いかにしてわたしは超人を見つけたか」、「汽車」、「学問の厳密さ」辺りかな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年9月2日
- 読了日 : 2011年9月2日
- 本棚登録日 : 2011年9月2日
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