実践 行動経済学

  • 日経BP (2009年7月9日発売)
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翻訳の問題もあるが、最初の理論編で、リバタリアンパターナリズムや選択的アーキテクチャーなどのキーワードが出てくるが、これを十分に理解しておかないと、後の具体例も理解が半減する。幸福な生活を送るたむに、人間には選択の自由は必要であるが、情報公開や公正さが保たなければ、間違えた選択をし、結果は悪くなる。ただ、それを規制しすぎると、自由度がなくなる。相反するこれらを選択的アーキテクチャーするのが、リバタリアンパターナリズムで、その一つの方法が、ナッジということか。前に読んだ仕組み学と重なる部分が多い印象。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス
感想投稿日 : 2018年6月3日
読了日 : 2018年6月3日
本棚登録日 : 2018年6月3日

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