またまた池井戸さんの小説。
単行本が出たときから、
読みたくて読みたくて仕方なかった本です。
ゼネコンの「談合」をテーマにした小説で、
熱血漢のある新米社員が現場から業務課に異動になり、
談合に関わってくストーリー。
談合とは何か?や談合は何故なくならないのか?が
素人にも分かるように書かれています。
この本を読んで、結局は産業構造自体を変えないと、
談合はなくならないのかなと感じました。
建設業界は談合というわかりやすいフレーズがありますが、
もしかすると、ある程度停滞した業界なら、
どこにでも見て取れる現象なのかもしれません。
自分の会社や業界を振り返る良い機会になりました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年11月25日
- 読了日 : 2011年11月25日
- 本棚登録日 : 2011年11月22日
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