大好きな作家さん、山崎豊子の小説を図書館で。
この本は初期のころの本で、まだ読んだことがなかったです。
山崎さんの本は何から何までレビューを書けている訳ではないですが、
自分の中ではテッパン小説の一つです。
うまく言えませんが、「艶(つや)」のある文章なんですよね。
読みながら、吉本興業の劇場運営っぽい話だなぁ…と
思いながら読んでいましたが、
あとがきの解説によるとまさに吉本がモデルのようです。
書き言葉が古いので、ちょっと読み辛いところもあるかもしれませんが、
丁寧に取材を重ねたと思われるトピックが
小説の中に散らばっており、とても面白いです。
インターネットが普及した今の時代では考えられないですが、
昔は東京と大阪も文化が異なり、
ある意味違う世界だったんだなぁ…というのが、
本を読みながら感慨深かったです。
(確かに、お笑いの世界でも「東京進出」みたいな
言い方をすることもありますしね。。)
※運命の人(一)~(四)
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4167556065#comment
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4167556073#comment
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4167556081#comment
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/416755609X#comment
※女系家族〈上〉〈下〉
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/410110431X#comment
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4101104328#comment
※暖簾
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4101104018#comment
- 感想投稿日 : 2023年3月22日
- 読了日 : 2023年3月18日
- 本棚登録日 : 2023年3月17日
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