花のれん (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1961年8月17日発売)
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本棚登録 : 1115
感想 : 136
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大好きな作家さん、山崎豊子の小説を図書館で。
この本は初期のころの本で、まだ読んだことがなかったです。

山崎さんの本は何から何までレビューを書けている訳ではないですが、
自分の中ではテッパン小説の一つです。
うまく言えませんが、「艶(つや)」のある文章なんですよね。

読みながら、吉本興業の劇場運営っぽい話だなぁ…と
思いながら読んでいましたが、
あとがきの解説によるとまさに吉本がモデルのようです。
書き言葉が古いので、ちょっと読み辛いところもあるかもしれませんが、
丁寧に取材を重ねたと思われるトピックが
小説の中に散らばっており、とても面白いです。

インターネットが普及した今の時代では考えられないですが、
昔は東京と大阪も文化が異なり、
ある意味違う世界だったんだなぁ…というのが、
本を読みながら感慨深かったです。
(確かに、お笑いの世界でも「東京進出」みたいな
言い方をすることもありますしね。。)

※運命の人(一)~(四)
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4167556065#comment
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4167556073#comment
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4167556081#comment
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/416755609X#comment

※女系家族〈上〉〈下〉
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/410110431X#comment
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4101104328#comment

※暖簾
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4101104018#comment

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年3月22日
読了日 : 2023年3月18日
本棚登録日 : 2023年3月17日

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