真夏の方程式 (文春文庫 ひ 13-10)

著者 :
  • 文藝春秋 (2013年5月10日発売)
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安心のガリレオシリーズ。
こちらは六作目になるのかな。
図書館で借りて読んでみました。

※探偵ガリレオ
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4167110075#comment

※予知夢
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4167110083#comment

※容疑者Xの献身
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4167110121#comment

※聖女の救済
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4167110148#comment

「容疑者Xの献身」「聖女の救済」に続く
長編ミステリーの三作目ということで、
今回は犯人が最後まで分からない展開に
ハラハラドキドキというよりは、
「一体、どーなってんの?」という疑問(??)が
頭の中でグルグルしながら、進んでいくストーリー。
最後の最後まで一体全体どうなっているのか、
自分には全然分かりませんでした。。
よくもまぁこんなに複雑な関係性を考え付くなぁ…
というのが正直なところですが、
それがプロのミステリー作家というものなんですよね。

これまで比較的、天才物理学者である湯川教授が
クールで頭が切れる感じで描かれていたのが、
今回はちょっと人間味あふれる気遣いのできる人物になっていて、
ちょっとじーんときました。

これまでの長編二作は、
どちらかというとトリック感が強いように思えたのですが、
今回は物理要素も入っていて、
湯川教授だからこそ解決できた事件に感じることができました。
面白かったです!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年4月10日
読了日 : 2023年4月10日
本棚登録日 : 2023年4月8日

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