マネー・ボール (RHブックス・プラス)

  • 武田ランダムハウスジャパン (2006年3月2日発売)
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感想 : 245
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久々に夢中になったノンフィクション!これは面白い!!
野球を少しでも知っているならば、一読の価値アリです。

著者マイケル・ルイスは、
「ライアーズ・ポーカー」でお馴染みのベストセラー作家です。

舞台はメジャーリーグ、オークランド・アスレチックス。

「アスレチックスの選手年棒総額が、
ヤンキースの年棒総額の3分の1以下であるにもかかわらず、
なぜ勝利数はほとんど変わらないのか??」

筆者の問いかけはここから始まっています。

アスレチックスの成功の原点は、古い野球観念に囚われることなく、
体系的な科学分析を通じて安くて優秀な人材を発掘してきたところ、

そして、その新しい観念を実行に移したGMビリーのリーダーシップにあると感じました。

打率よりも出塁率、盗塁・バントはするな…etc
一見するとそれが正しいと、なかなか信じることができません。

最後に、解説から一部抜粋します。

マイケル・スイスが書いたものは頭の使い方、ものの考え方の本だった。
一般に人間はとかく在来の考え方、方式にとらわれがちで、
新しい視角からものを見ることができない。
         …(中略)…
しかしものの考え方を改めれば話が違う。
別の天地が開け、新しい勝者となる可能性が生じる。
そういう、思考と生き方のマニュアルを彼は書いた。

う~ん、肝に銘じておきます。。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2011年8月7日
読了日 : -
本棚登録日 : 2011年8月7日

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