日本の学歴エリート (講談社学術文庫)

著者 :
  • 講談社 (2009年12月10日発売)
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本棚登録 : 47
感想 : 6

かつての日本のエリートがどんなものだったのかが書かれている本。エリートをエリートたらしめるものは、その能力の卓越さと、自分を選んだ社会に対する忠誠心。それを育てたのは、旧制の高等教育。
ちょっと古い論文なので、今どうなっているかはあまり触れられていないけれど、今はどうなのだろうか。多分、社会のために尽くそうと思っている人はいるんだけれど、忙しいのと、大衆と話が合わないのとで、見えるところに出てこないんだろうと希望的な推測をしてみる。
楽しいこととか、やりがいとか、いきがいとか、そういうものって、多分想像して想像できるほど即物的なものばかりではないはず。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 社会
感想投稿日 : 2010年9月4日
読了日 : 2010年9月1日
本棚登録日 : 2010年9月3日

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