今年ブッカー賞を受賞したキラン・デサイのデビュー作。
内容は現代インドを舞台にしたユーモラスな寓話という感じ。かなり独特な調子で突拍子もなくストーリーが展開するけど、一度この雰囲気に慣れてしまえばサクサクと楽しく読める。キランのユーモアのセンスが光っていて、私は結構気に入った。どちらかというとアクの強い小説なので、好き嫌いがはっきり分かれそう。
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フィクション
- 感想投稿日 : 2007年1月16日
- 本棚登録日 : 2007年1月16日
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