僕の叔父さん 網野善彦 (集英社新書)

著者 :
  • 集英社 (2004年11月17日発売)
3.81
  • (38)
  • (45)
  • (64)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 420
感想 : 49
5

この「極私的網野論」は中沢新一の最高傑作ではないだろうか。
恐らく、彼が書いたというよりは何かに書かされた、それは今は亡き登場人物たちであろう。

網野善彦論としても彼の本論がわかりやすくそしてダイナミックに語られており、「網野史観」を理解するためのサブテキストとしても十分機能を果たしている。但し、網野善彦の入門書ではなく、出門書である。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2013年4月9日
読了日 : -
本棚登録日 : 2013年2月27日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする