20140628読了。
一昨年大ヒットした『舟を編む』の現実版。
辞書編纂にまつわるあれやこれやがわかりやすく書いてある。
今まで国語辞書を選ぶ時、何で選んでいたかというと、特に基準はなく、なんとなく。大きさであったり、収録語数であったり。
言葉を説明するとき、できるだけ簡単な言葉で言い換えるというのはできるようでなかなか難しい。難しい言葉を難しい言葉で説明するのは簡単なことなのだが、小学生にでもわかるような言葉で説明する難しさを痛感する。
しかし、これを読んで辞書編纂にはたいへんな苦労があるということがわかったのはもちろん、どんなポリシーでその辞書が編纂されているのか、その辞書がターゲットにしているのはどんな年代なのか、それぞれに違うということが認識できたので、今後は内容を見比べて本当にじぶんにあっている辞書を選びたいとおもった。
しかし、電子辞書、ネット辞書全盛のこの時代、紙の辞書をあえて選ぶ理由はなんだろうか。
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- 感想投稿日 : 2014年6月29日
- 読了日 : 2014年6月29日
- 本棚登録日 : 2013年6月26日
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