壬申の乱は7世紀末にあった日本最大規模の内乱で、大海人皇子と大友皇子の間で起きた皇位継承をめぐる争いだ。勝者側の記録である「日本書紀」ぐらいしか残っていないため、本書でも推測の域を出ない記述は多い。しかし、わずかな記述からどのような作戦を敗者の大友皇子は立案・実行したかの考察は、とても刺激的で興味深いものであった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史・時代小説
- 感想投稿日 : 2023年2月18日
- 読了日 : 2023年2月16日
- 本棚登録日 : 2023年2月17日
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