南京事件論争史: 日本人は史実をどう認識してきたか (平凡社新書 403)

著者 :
  • 平凡社 (2007年12月1日発売)
3.81
  • (6)
  • (10)
  • (9)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 102
感想 : 13
4

南京事件全否定や過小評価は、いわゆるヘイト本でしつこくあがったテーマであるし、今話題の”日本会議”の主な主張内容の一つでもある。しかし、彼らの主張する南京事件否定論の内容のほとんどが、すでに東京裁判において論破された最終弁論の劣化コピーということがわかってゲンナリさせられる。しかも主張している人の中には、旧帝大クラスの大学教授や閣僚クラスの政治家が居るという現実に暗澹とした気持ちになる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ネトウヨ関連
感想投稿日 : 2017年3月28日
読了日 : 2017年3月28日
本棚登録日 : 2017年3月19日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする