悲しむ力 2000人の死を見た僧侶が伝える30の言葉

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  • 朝日新聞出版 (2011年7月20日発売)
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感想 : 4

 著者は寺の生まれでもないのに仏門に入り、ホスピスで働いていた僧侶。ホスピスというのは死ぬ直前の人たちがいる場所だから、当然多くの患者の死に際に立ち会う。そこで見聞きしたエピソードを交え、筆者の死生観とか孤独な人を取り巻く社会のあり方などが論じられる。

 孤独死の捉え方はやや私と異なるものだったが、実際の死者を数多く看取ってきた人の言葉は重く受け止めるべきだろう。理想的な死に方はなかなかできないものだが、どんな死に方にせよ準備しておくことは必要だ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2017年6月24日
読了日 : 2014年6月4日
本棚登録日 : 2017年6月24日

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