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わが子、正和よ: 栃木リンチ殺人事件被害者両親の手記
- 須藤光男
- 草思社 / 2001年4月1日発売
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親は、子どもの喜びも苦しみもすべて抱える。抱えてるからこそ壊れてしまう。
壊れたくない人が、その役目を放棄するんだろう。
2024年4月19日
あれ、これもしかしてノンフィクションだったりする?
なんてちょっと思ってしまう騙されやすい私ですが、
さくっと楽しめました。
2024年4月9日
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ぼくの命は言葉とともにある (9歳で失明、18歳で聴力も失ったぼくが東大教授となり、考えてきたこと)
- 福島智
- 致知出版社 / 2015年5月30日発売
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全盲ろうの東大教授、福島智さん。
彼は、とにかく言葉を大事にしている。言葉を頼りにしている。
言葉が、彼とこの世界をつなぐ唯一確かな糸だからだ。
言葉は彼の命。
見えなくても聞こえなくても、言葉がある、
わたしたちには言葉がある。
それは、わたしたちをただの独りぼっちにはしない。
2024年2月15日
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人殺しの息子と呼ばれて (角川書店単行本)
- 張江泰之
- KADOKAWA / 2018年7月20日発売
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北九州連続監禁事件の、生き残った息子さんのインタビュー記録。
何がすごいって、彼と確かなつながりを作り、インタビューし、人々の心に届く番組を制作したことだ。こういうメディア、かっこいい。
2023年10月13日
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私は、母親の虐待で全盲になりました。 (O-BASE ENTERTAINMENT)
- ゆなねこ
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虐待、全盲、その言葉を連ねるタイトルから連想したのは、かわいそうな私ストーリー。
どこか幼い文章で、昔流行った携帯小説を思い出した。昔流行った携帯小説というものを私は一つ二つ程度に読んだだけだが、弱さと傷をひけらかすような文体にうんざりしたのを覚えている(しかし、全く別の流れの携帯小説もたくさんあったのだろう)
そしてこの本。
途中まで既視感を拭えないものであった。
しかし後半につれて、純粋にこの子を認め始める。
この子、親を乗り越えて、立派に自立してんのよ。素晴らしいの一言。よく頑張った。
2023年9月26日
書くことを通して人と向き合う、世界と向き合う。自分と向き合う。
だから書くことは楽しいしやめられないのだ。
文章術ではなく、著者が体験してきた「書く仕事」の内面が描かれている。
2023年8月3日
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1年以内に月収20万を達成する! マイペースにゆるく頑張りたい人向けの、Webライターとして稼ぐロードマップ Webライターのロードマップ
- ゆらり
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さくっとさらっと読めます
2023年7月22日
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殺人犯はそこにいる (新潮文庫)
- 清水潔
- 新潮社 / 2016年5月28日発売
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冤罪事件として有名な「足利事件」を含む、栃木・群馬で起きた幼女誘拐/殺人事件の調査報道記録。
長年服役していた男性が、DNA型の再鑑定により無罪で釈放された当時の報道を覚えている。
著者の清水氏は、その冤罪照明の奔走し、
真犯人追及のために独自取材を続け、
報道の力で国家権力に抗う。
どこまでも本気で、どこまでも正義だ。
その姿は決して青臭くなどないし
報道の在り方を教えてくれる。
ペンは剣よりも強し。
人を救う正しさのために。
2023年7月22日
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誕生日が教えてくれる本当のあなた 数秘×行動分析=心が軽くなる!
- ともこ
- 世界文化社 / 2022年3月3日発売
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数秘を対人関係に活用する!
占い好きにはおもしろく読めます。
「あたってる〜!」というと必ず「それ、誰にでもあてはまる内容じゃん」とケチつける輩がいます。夫です。
まぁ、夫にあてはまるやつ、わたしにはあてはまらないんだけどな。
占いは、あくまで指針ですから。
2023年7月12日
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レディ・プレイヤー1 [DVD]
- スティーブン・スピルバーグ
- ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント / -
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メタバースで繰り広げられる争奪戦。
ゴジラいたりガンダム出てきたり、よく見るとチュンリーもいたりw
2023年6月23日
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チーズはどこへ消えた? (扶桑社BOOKS)
- スペンサー・ジョンソン
- 扶桑社 / 2000年11月30日発売
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薄々気づいていたことを、チーズを探すネズミや小人たちに突きつけられる小さな物語。
居心地がよすぎて安住してしまった
失いそうなのに、気づかないふりをしていた
失ってもなお、どうにか取り戻そうと考え続けた
新たな世界へ踏み出す脚が震え出してしまうのは、
年齢のせいか。
これまでも大事なものをたくさん落として生きてきたはずなのに、
変化がどんどん怖くなる。
でも、恐れなくていいんだよっていう本。
暗くてよく見えないし知らない道だけど
何歳になってもそっちへいくことを忘れたくないなと思う。
2023年6月21日
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キャラクター 通常版 [DVD]
- 永井聡
- 東宝 / -
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豪華俳優陣が繰り広げる、サイコサスペンス。
未消化な部分が残るけど、
さくっと楽しむぶんにはOK
fukase演じる殺人犯が気持ち悪い。
2023年6月9日
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ずっと独身でいるつもり?
- ふくだももこ
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女子の悲鳴がぎゅっと詰まっている。
再視聴するほど好きなのだが、
結婚前のわたしも結婚後のわたしも
この登場人物たちが愛しすぎるのだ。
2023年6月8日
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正欲 (新潮文庫 あ 78-3)
- 朝井リョウ
- 新潮社 / 2023年5月29日発売
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理解されないことは、彼の心を暗くする。未来を閉ざす。
多様性という言葉で社会の枠組みが広がっていっても、
さらにそこからあぶれる彼がいる。
誰とも手を繋げない世界なら、いっそ消えてしまいたくなる。
そっち側からしたら、多様性なんて言葉、クソ笑っちゃうね。
一昔前に流行った「個性個性!」というスローガンのように。
2023年6月7日
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お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください! (サンクチュアリ出版)
- 大河内薫
- サンクチュアリ出版 / 2018年11月8日発売
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お金のことはだいたいわかっているつもりだったが、
さすが税理士さん監修、
読んでおいて損はなかった!!
2023年5月20日
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「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)
- 汐街コナ
- あさ出版 / 2017年4月10日発売
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自分には無縁だと思っている人、
自分のほうが大変だと思っている人、
睡眠時間の少なさを武勇伝のように語る人、
わかったように過労自殺を語る人、
今外側にいる人こそ読んでほしい。
「エリートで挫折を知らないから、少しの辛さで潰れるんでしょう」
そんなことを言っていた見知らぬおばさんを思い出します。
とりあえず、人生わからなくなったらアンパンマンの歌を聴こうと思った。
2023年5月17日
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JR上野駅公園口 (河出文庫)
- 柳美里
- 河出書房新社 / 2017年2月7日発売
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かつて家族があり、かつて家があり、かつて帰る故郷があった男性。
出稼ぎをしながら一生懸命家族のために生きてきた道中、息子をを失い、妻を失い、
大事なものを一つずつ失いながら、男性は生きようとして生きることをやめ、
家を発った。
家を失った老人の、過去と現在と未来が一つの記憶となって語られる。
人生の痛苦に閉じ込められている。死してなお、JR上野駅公園口で、記憶とともに閉じ込められている。
老人の時間が、続いている。
その時間を、暗く冷たい心持で共有することになる。
2023年5月11日
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今夜すきやきだよ (バンチコミックス)
- 谷口菜津子
- 新潮社 / 2021年9月9日発売
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今夜すきやきじゃないけど (バンチコミックス)
- 谷口菜津子
- 新潮社 / 2023年1月7日発売
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「こうなりたい」って、理想がある。
でもその理想は、自分の理想じゃなくて誰かの理想だったり世間の理想だったり「いわゆる」理想だったりする。
そこに自分を持っていこうとすると、どうしても心がギシギシ言う。
だってそれは、自分の理想でもないし自分の望んだ生き方でもないし自分の能力や個性や興味にあったことでもない。
自分がどうしたら幸せを感じるのかって、自分でもよくわかってない。
だから、幸せになることってすごく難しい。
体と心が悲鳴をあげて初めて、「あ、これって自分にあってなかったんだ」って知る。
自分にとっての幸せを見つけることがいかに難しこといかと、この歳になって学ぶ。
2023年5月9日
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いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」 (講談社+α新書)
- 後田亨
- 講談社 / 2019年3月20日発売
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お金の勉強をしているとよく聞こえてくるのが
「民間の保険は入る必要がない。なぜなら、高額医療費制度があるからだ」
そんな話も含め、なぜ保険がいらないと考えるのか、
二人の筆者が解説しています。
なるほど、と思えた内容としては、
・大病をしても50~60万円程度の自己負担で済むこと
・後期高齢者はそもそも1割負担(←忘れてた!)
・医療技術の発達が著しいので、保険内容が陳腐化する
・しかも、技術の革新によって入院から社会復帰までの期間も短縮されてる
大きな病気で手術入院を考えた時に、
高額医療費制度の利用で、一般的な収入であれば限度額は月8万円程度なのだけど、食事代とか…ベッド代?とか…あと働けないぶんとか…
などなど、詳細を調べることもせずざっくりとした不安ばかりあったが、そもそも最近は入院日数が短いっていうデータが示される。
多くの現在健康な人たちは、医療費に対する不安はあっても、病気の治療に関しての知識やイメージは昔のままではないだろうか?
ドラマ、ドキュメンタリーなどなどでたくさん目にしてきた長期入院、開腹・開胸などのおおがかりな手術。
そもそもこれをアップデートすることから始めなければならない。
本書を一読し、保険に対する考え方が身に付いたと思うが、だからと言って「保険がいらない」という感想にはならない。
筆者たちは様々な方向から保険がいらない理由を挙げている。
1番大きいのは、支払う保険料の大半が、保険会社の収入になるから無駄だ、ということなのではないかと思う。だったらそのお金を自分で運用したほうが賢明だ、と言いたいのではないか?
しかし、その金額と保障内容に納得しているのなら、保険会社にどの程度お金が入ってどのように資金を運用されようと、別にどうでもよくないか。納得しているのなら。
ただ、筆者はきちんとこう言っている。
「言うまでもなく、保険のいいところは、『まとまっていないお金』で『まとまったお金』を用意できるところにあります」
保険の考え方はこれに尽きる。
今、手術・入院に対応できる現金がないのであれば、ちょこちょこ保険料を払ってでも最低限の安心を得たらいいし、
親が死んで子どもが路頭に迷うかもと考えれば死亡保障が必要だし、
フリーランスで自分の体だけが頼りであれば、傷病手当金に代わる保険を契約したらいいかもしれない。
何を保証してもらいたいのか?
万一の時、どのくらいお金が必要か?
公的制度でカバーできる金額を確認し、必要な額を保証できるだけの最低限の保険でいいのだと思う。
間違っても、保険を貯金代わりにしたり儲けようとしたり、そんなふうに考えてはいけない。割が良くない。
最後に。
本書を素直に読んでしまうと、筆者の論調に巻き込まれて全てそれが良いと信じてしまうだろう。考えることを放棄して、相手に判断を委ねてはならない。
自分の人生に関わることなのだから、これは一情報として置いておき、しっかりと考えることが大切。
2023年4月16日
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ゼロから理解する 水の基本: 水の安全と環境、ビジネス最前線まで (すぐわかるすごくわかる!)
- 誠文堂新光社
- 誠文堂新光社 / 2013年7月16日発売
- Amazon.co.jp / 本
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ざっと一読。
水の雑学が手に入ります。
2023年3月29日