世紀の相場師 ジェシー・リバモア

  • KADOKAWA (2001年6月4日発売)
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"投資のルールは、愚か者にならない事

取引開始から10%以上の損が出たら、その時点で手仕舞いする

ピボタル・ポイント

価格変動が、自分の判断と逆向きに進んだ場合、どの時点で取引を終了するのか、常に明確な基準を持っていなければならない
このルールを定めるだけでなく、厳密に実行しなければならない。決断を先延ばしにして、ごまかさない。

常に予備の現金を用意
大儲けしたら、その儲けた分を別に保管

相場師が最も警戒しなければならない相手は、自らの感情であり、心理。

主要銘柄を取引の中心とする。

大型株が値を下げるとしばしば、買い得のように見える。しかし、その後反転することはほとんどなく、そのまま下がり続けるケースが多い。

次々と高値を更新していく銘柄は「買い」

【タイミング】に関するルール
巨大な利益は「座して待つ」
すべての要素が好都合の状態になった時をみすまし、取引する。
相場全体、個々の銘柄のトレンドにはとにかく逆らわないを
相場がボックス圏にあり横ばいの時、上がるか下がるか先行きを予測するのは間違い。現実の動きを確認するのが一番。
当日の高値が前日の高値より高く、その一方で終値が前日の安値より安い場合、また当日の商いが前日の商いより多い場合、要注意である。
取引している銘柄が予想とは逆の方向に進み始めたら、すぐに売り払うこと。ミスを認め、損失を即座に食い止める。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 投資
感想投稿日 : 2017年10月4日
読了日 : 2017年10月4日
本棚登録日 : 2017年10月4日

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