前半のルルの物語
後半のアツエの物語
ルルの話を通してアツエの物語に関してはすべて知ってしまっているのに、
飽きることはない。
すべてを知ったルルと真実をしらないアツエ。
読んでいると時々「どん」と突き上げるような
苦しみを感じる。
じんわりと涙するというよりも、
突き上げる一瞬の衝撃。
だから目は曇っても涙は流れなかった。
海上鉄道のハリケーンで吹き飛ばされた橋と
キーウエストの緑や青やそれからカラフルと
色褪せたカラフルが全部目の前に浮かんでくる。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説:女性作家
- 感想投稿日 : 2009年7月3日
- 読了日 : 2009年7月3日
- 本棚登録日 : 2009年7月3日
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