欺かれた夜 (ハーレクイン・ロマンス 2112)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン (2006年5月1日発売)
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感想 : 5
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ソフィーは住む家を失い、友人宅に身を寄せるため雨の中を歩いていた。足を滑らせ排水溝に落ちたところを、車に轢かれそうになる。だがソフィーの不運はそれだけでは終わらなかった。車から降りてきた人物は、かつて愛した男性エットーレだったのだ。彼の姉の家で子守りとして働いていたソフィーを、彼は婚約者のある身でありながら誘惑し、そのあげく宝石を盗んだと濡れ衣を着せ、追い出したのだった。相変わらず狂おしいほどにハンサムな彼は、軽蔑もあらわに言い放った。「こんなうらぶれた姿で排水溝にいるとは、まったくお似合いだな」そしてソフィーが抵抗するのも構わず、むりやり車に乗せた。

簡単に騙されるヒーローが信じられない。いかにも凝り固まった感じ。ヒロインは公的な援助に頼りたくないとしても、善意の申し出は受けるべきだろう、子供のためにも。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 再会もの(子有)
感想投稿日 : 2009年8月3日
読了日 : 2009年8月3日
本棚登録日 : 2009年8月3日

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