星新一氏が面白くないわけはない。
初めて読んでから既に半世紀ほどたっているけど、全く古く感じない。
ただ、改めて読んでみて、SFという衣をを被った「心理学 哲学」教本だったんだと思い立った。
星新一特有の人を斜めから観察して、軽快に皮肉ってサラッと終わる。
特別なことが起こってるとと思っているのは本人だけで、周りから見たら「よくあること」の一つと思うかも……。
カバーイラストと挿入画は、片山若子氏。
贅沢な文庫本でした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
SF小説
- 感想投稿日 : 2023年9月20日
- 読了日 : 2023年9月20日
- 本棚登録日 : 2023年7月14日
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