桜庭一樹さん、2013年発表の小説。1930年代のニューヨーク、現実とは一寸異なる歴史の流れの中にある世界でのミステリー。アニメ化された「ゴシック」がまあまあ面白かったので、アニメになっていない続編を読んでみました。ミステリーとしてはかなり大味というか他愛がなく、雰囲気を楽しむ作品と思えばそれなりに面白い、かな?
中欧の架空の小国、ソヴュール王国を脱出したヴィクトリカとパートナーの日本人青年久城はニューヨークの移民としてひっそりと暮らしており、久城は小さな新聞社で見習い記者、ヴィクトリカは探偵社を開業していました。ところがイタリアンマフィアの大ボスが探偵社に仕事の依頼に来たことから大事件に巻き込まれていき・・・。
ヴィクトリカと久城のキャラの魅力が全てという作品。どうにも物足りないけど、こんなものでしょうか・・・。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ファンタジー
- 感想投稿日 : 2015年11月15日
- 読了日 : 2015年9月4日
- 本棚登録日 : 2015年11月15日
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