松本良順という蘭方医師を通して江戸幕府の終焉を見る。江戸幕府が消失することで身分制度崩壊が確かなものになる。身分制度により守られていたものが無くなり、それぞれの階級の人々の混乱が伝わる。時代の変革期には必ず天才が現れるのである。司馬遼太郎の幕末小説はどれも一読の価値がある。
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カテゴリ:
日本史・時代小説
- 感想投稿日 : 2014年6月30日
- 読了日 : 2014年6月14日
- 本棚登録日 : 2014年6月14日
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