この前ごはんを食べに行ったら、
「大藤はこじれている」
みたいな話になり、そのこじれの処方箋として
おすすめしていただいた一冊。
タイトルがいかにもまたピッタリな感じですよね。
内容は、色んな境遇の老若男女から
どしどしと寄せられる人生相談に、
小説家である筆者が切り込んでいくという285ページ。
読者のお悩みを読んで自分なりの一般的な意見とか
回答とかをなんとなく用意し、いざ回答を読みすすめると、
全然違った視点から問題をとらえていたりして、
ちょくちょくよくわからなくなったり、
わかったような気になったり、混乱します。
必死にパンチとかキックとか繰り出して
ぜぇぜぇいいながら戦ってたら
師匠にヒミツのツボとんって押されて倒された。
みたいな、なんかそんな感覚。
結局ぼんやりとわかったような気になって読み終えてしまいましたが、
また人生レベルが上がったら新たにわかる箇所も出てくるかもですし、
そのうち読み返してみるのも良いかもしれません。
橋本さんの回答は良い感じに毒とユーモアがあり
読み物としても面白いですので、
こじれてる方もこじれてない方も、
ぜひ読んでみるといいのではないでしょうか。
ありがとうございました!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
自己啓発
- 感想投稿日 : 2012年8月8日
- 読了日 : 2012年8月8日
- 本棚登録日 : 2012年8月8日
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