P.I.P.: プリズナー・イン・プノンペン (小学館文庫 R さ- 23-1)

著者 :
  • 小学館 (2003年5月1日発売)
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本棚登録 : 117
感想 : 17
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実話をもとにカンボジアでの体験を小説化。どこまでがフィクションで、どこまでがノンフィクションかわからないが、カンボジアの混沌とした政治情勢と、そこに生きる人々の逞しさが十分すぎるほど伝わる。
日本人からすると理解できないカンボジア人の行動。但し、日本人の感覚を世界に押し付けることの危うさ、自己管理意識の低さを改めて感じることができる。
パワー溢れるカンボジア人の息づかいが感じられる一冊。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2013年3月21日
読了日 : 2013年3月21日
本棚登録日 : 2013年3月21日

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