実話をもとにカンボジアでの体験を小説化。どこまでがフィクションで、どこまでがノンフィクションかわからないが、カンボジアの混沌とした政治情勢と、そこに生きる人々の逞しさが十分すぎるほど伝わる。
日本人からすると理解できないカンボジア人の行動。但し、日本人の感覚を世界に押し付けることの危うさ、自己管理意識の低さを改めて感じることができる。
パワー溢れるカンボジア人の息づかいが感じられる一冊。
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- 感想投稿日 : 2013年3月21日
- 読了日 : 2013年3月21日
- 本棚登録日 : 2013年3月21日
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