旅に求めるものとは何か?感動や興奮、人とのふれあい、自分を見つめ直す・・・、といったところか。では、多くの旅行記を書いている著者にとって「旅」をする理由は?・・・義務?
この人の旅行記はしぶしぶ始まり、途上も行くんじゃなかったと後悔を繰り返し、旅が終わっても達成感はなし。そんなつまらなそうな旅行記だが、読み出すとクセになるのは、著者の無感動な文体のせいなのか、著者に期待していない読者のせいなのか。
今回も数ヶ月にわたる列車によるユーラシア大陸横断という大旅行なのだが、著者のテンションは驚くほど低い。もう年なんだから、やらなきゃいいのに。
読書状況:読み終わった
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ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2012年8月20日
- 読了日 : 2012年8月20日
- 本棚登録日 : 2012年8月20日
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コメント 1件
edward0812さんのコメント
2012/08/20