◆もう、スコットランド旅行の覚書を2匹の犬に託して語るという設定だけで、犬好きの私には十分。◆パラパラと気楽に読む。タロットカードみたいな本。体調や気分によって、読み取れる意味やイメージが変容する。◆こんなところで日本語がでてくるなんて! しかもこんな言葉(笑)◆原題直訳は「蒼い時」。挿絵の背景もまさに青。「黄昏時」という意味で用いられるらしいが、2匹の対話のつかみどころのなさは「黄昏」の語源「誰そ彼(たそかれ)」に、なるほど似つかわしい。◆手元に置きたい「愛らしい(by訳者)」本。眠る前の理想の1冊。【2013/03/13】
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2013年9月5日
- 読了日 : 2013年3月13日
- 本棚登録日 : 2013年9月5日
みんなの感想をみる