手紙 (文春文庫 ひ 13-6)

著者 :
  • 文藝春秋 (2006年10月6日発売)
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東野作品の有名作を読了。
加害者家族の苦悩と差別の現実が描かれた作品。
強盗殺人の罪で服役中の兄を持つ弟。
彼の視点での事件後の人生。
幸せをつかもうとにする度に「殺人犯の弟」という現実で壊れ。
辛いけどこれが現実なんだと思う。
犯罪は被害者は元より、自身の家族も社会的に殺してしまう。
だから犯罪は絶対にやってはいけない。
そう強く思った作品でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2021年9月20日
読了日 : 2021年9月20日
本棚登録日 : 2021年9月20日

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