1Q84 BOOK 3

著者 :
  • 新潮社 (2010年4月16日発売)
3.75
  • (1408)
  • (2226)
  • (1732)
  • (425)
  • (102)
本棚登録 : 19527
感想 : 1893
3

『説明しなくてはそれがわからないというのは、
どれだけ説明してもわからんということだ。』

何度も繰り返されるこの言い回し
自分の作品はそういうものだと言っているようにも思える

確かに彼の作品を読んでいる時は楽しくて
(でも長くて読み終えるとほっとする)
感想らしきものも浮かばず そして忘れる
(なにも心に残らない)
ただ楽しかった~
(別の世界に行ってた~)
という余韻だけが残るので 
また他の作品も読んでみたいなと思ったりする

一か所だけ気になったところ
3巻の真ん中で青豆と天吾がニアミスするところ

ここでいくつかの「もし」が我々の頭に浮かぶ

我々って?作者と私たち読者?
なんだか妙な気分になった

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2020年1月10日
読了日 : 2020年1月10日
本棚登録日 : 2020年1月10日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする