『説明しなくてはそれがわからないというのは、
どれだけ説明してもわからんということだ。』
何度も繰り返されるこの言い回し
自分の作品はそういうものだと言っているようにも思える
確かに彼の作品を読んでいる時は楽しくて
(でも長くて読み終えるとほっとする)
感想らしきものも浮かばず そして忘れる
(なにも心に残らない)
ただ楽しかった~
(別の世界に行ってた~)
という余韻だけが残るので
また他の作品も読んでみたいなと思ったりする
一か所だけ気になったところ
3巻の真ん中で青豆と天吾がニアミスするところ
ここでいくつかの「もし」が我々の頭に浮かぶ
我々って?作者と私たち読者?
なんだか妙な気分になった
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2020年1月10日
- 読了日 : 2020年1月10日
- 本棚登録日 : 2020年1月10日
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