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この作品からのみんなの引用
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大きな黄色い月と、小さくいびつな緑の月。マザとドウタ。通り過ぎたばかりの雲の縁が、その二つが混じり合った色合いに淡く染められている。長いスカートの裾をうっかり染料に浸けてしまったみたいに。
― 569ページ -
私はここからもうどこにも行かない。どんなことがあろうと私たちはこのひとつきりの月を持った世界に世界に踏み留まるのだ。天呉と私とこの小さなものの三人で。
― 602ページ -
ここがどんな世界かまだ判明していない。しかしそれがどのような成り立ちを持った世界であれ、私はここに留まるだろう。青豆はそう思う。私たちはここに留まるだろう。この世界にはおそらくこの世界なりの脅威があり、危険が潜んでいるのだろう。そしてこの世界なりの謎と矛盾に満ちているのだろう。行く先のわからない多くの暗い道を、私たちはこの先いくつも辿らなくてはならないかもしれない。しかしそれでもいい。かまわない。進んでそれを受け入れよう。
― 602ページ
みんなの感想・レビュー・書評
やっと読み終わった~!二年越し位で読んだからちょっとあやふやなところもあったけど、結構覚えているものだ。綿には記憶力がないから、それだけ印象的な内容ということだろうか。
これで終わりなのかな?読み終わってみると…うーん、やっぱり春樹はそんなに好きじゃないのかな。感動したでもなんでもないなぁ。まぁまぁ続きが気になって面白かった位。
長かった…。
紐がほどけてくような引き込まれる展開ではなくて、
なるべく長く引き延ばすような話だった。長かった…。
願いが叶う結末って、他にあったかな?珍しいような。
2012/05
【推薦文】
そこに描かれているのは「こうであったかもしれない」間違った世界『1Q84』。
著者はこの作品の動機について「オウム真理教事件」と語り、この作品を「原理主義やある種の神話性に対抗する物語」と述べる。
(推薦者:物理情報システム専攻 M2)
【配架場所】
大岡山:B1F-一般図書 913.6/M/3
すずかけ台:2F-ペリパトス文庫 913.6/M/3
やっと読み終わった。。
読むのに苦労したのではなく、Book3はなぜか開いていなくて先週くらいから読み始めたから。
それほど村上春樹は得意ではないものの、やはり独自の世界観というのは素晴らしい。世界観と完成度。さすがです。
初恋物語、という感じかな。
初恋が、20年後に成就する…というか…。
そうだとすると、素敵なお話だと思う。
1冊1週間のペースだった。
挫折せずに読めた初の村上春樹作品。
っつか、読み終わってしまうのが惜しくて、大事に大事に読んだ。
青豆、天吾。
酔いしれたー。
残り僅かとなった今日は、家事放棄して読んだ。
潔い登場人物が余りにもかっこいい。
読書が好きでよかった。
こんな感覚は久しぶりかな。
またタマルに会いたい。
理不尽で理屈が通らず暴力的な、世界で物語がうまれ
しかし元の世界には戻れず
別の世界(らしきところ)に行ったところがよかった
よく分からなかった。あんまり村上春樹と相性良くないのかもしれない。あとは、経験値不足のせいかも。数年後に読みます。
果たして今いる世界は本当の世界でしょうか。
実はどこかねじれた、別の世界に迷い込んでいるのではないでしょうか。
しかしそれが好きな人と一緒にいられる世界なら、それはそれで良いのかもしれません。
初めての村上春樹。
こういう小説を書く人だったのか。他はもっと違うのかな。
SF?ミステリ?サスペンス?ちょっとハードボイルド?
やっぱり恋愛小説なのかな?
不思議系は結構好きなので楽しんで読めました。
最後が<BOOK3 終わり>となっていたけど続くの?違うよね。
ここで<完>でいいと思う。というかここで終わってほしい。
宗教を題材にしながら村上ワールドを堪能できる作品。深い内面とこだわりをもったスタイルで生きている主人公たち、音楽、お酒、エロス…いつもの事ながら読み出したら途中でやめれません。なぜか、「自分の時間」がもう少し欲しくor作りたくなった。
気持ち良く酔えた。1と2を半年前に読み、大人しく図書館で順番待ちして3を読むのに間が空いたのが逆に良かったのかもしれない。忘れかけてた細かい部分も自分の中で都合良く繋げられた。最後とても綺麗に終わった。あの後の事なんてどうでもいいと思える。恥ずかしいけど、上手くやられちゃって清々しい気分。
書評ではなく. 私の話. 小説が好きだった. もちろん今でも小説は好きだが, 子供の頃は, 他のジャンルの文章には興味が無かった. エッセイ, 実用書, 雑誌, 新聞はほとんど読まなかった. 小説は一文も漏らさず読むつもりで, じっくりと読むのが通例だった. 気に入ったら何度でも同じ本を読んだ. 登場人物に感情移入し, 世界に浸るために読むのであって, 見聞を広めるためや知識を... 続きを読む »
時間がかかった…村上作品は、好きなほうだったのに、自身でビックリする位時間がかかったのが、意外だった。
文学的だけど、ちょっと長くて読むのがしんどいな…と言うのが正直な印象であることは否めないのですが「間違った世界」や「なんとなくリアリティが欠如している世界」というのは、まさしく私たちが今生きている世界に通じるものがある…と言うのも、強く感じる部分。人と人の関係の希薄さと同じ様に、生きていること、存在の希薄さというか…
いまの この世界がもし1Q84の様に間違った世界なのだとしたら、そして 梯子の場所を知らないのだとしたら、私たちは青豆の様にタフにクールに この世界を生きていかなければいけないのかもしれない。
数ヶ月ぶりに時間がとれたので読んだ本が1Q84。昼も夜もなく3冊を読み進めたので、何が現実で何が物語の世界のことなのかわからなくなるぐらい楽しんだ。ついでながら、book3発刊時の書評に、”世界の「仮想化・複線化」に対抗するのが「身体性」”と書いてあったことにも、仕事柄、感じるところがあり、ここ数ヶ月で傾いていた世界観のバランスを取れた気がしている。
※ネタバレ注意 (スマホだとネタバレ設定がうまくいかなかった) 超ロマンチックな恋愛物語(だとおもう)。 愛と意思の力で運命(リトルピープル的存在)に立ち向かう、とても勇気の湧く物語でした。 1Q84の世界はこことは違う世界として描かれているけど、そこがどんな世界であれ、僕たちは不条理な世界に生きていかなくてはいけない。 でも、この世界で本当に大切な人と同じものを見ているということは(例え... 続きを読む »

色々な意味が暗示されているのだろうけど、今の私にはなかなか難しい内容だった。
だけど、ラストの部分は本当によかったなぁと思った。
あと、BOOK3から牛河の章が始まるが、その章があることで、全体像...





