東大の先生! 超わかりやすくビジネスに効くアートを教えてください!

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  • かんき出版 (2020年4月15日発売)
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さらりと読める、アートの一側面。

◯アートは「常識をぶち壊す工夫」「違和感を内包するもの」「いまの時代ではまだ実用性が見えていない、それでも存在できるもの」

・現実から遠いか否か ※美しさは必須ではない

・思考の柔軟さ、視野の広さ、多面発現のきっかけ。

・アートはそれが目的、行き止まりであり、自分を見つめることになる。

◯視覚芸術、言語芸術、聴覚芸術
・触覚、嗅覚、味覚は解釈が入り込まず論理構造がはっきりしないため、アートにならない。

・現代アートは、心に響く理由をいかに「言語化して、説得できるか」「哲学が込められるか」
→批評家、投資家が「意味」を見出すか
→プロモーションスキルの一面も

・アートを育む「多様性への寛容の精神」

・アートを進化論で捉えると、生存の余裕の誇示、「子孫繁栄」という「これ以上ないくらい実用的」なところから始まった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 人文・社会
感想投稿日 : 2024年4月14日
読了日 : 2024年4月15日
本棚登録日 : 2024年4月14日

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